洋裁(ソーイング)を始めたいけれど、「基本の縫い方がよく分からない」「縫い代って何? 」「洋裁用語が知りたい」そんな気持ちを抱えたまま、最初の一歩で立ち止まっていませんか?「洋裁の基礎って、まず何から覚えればいいの?」と悩む初心者さんはとても多いです。
そんな初心者さんに向けて、洋裁の基本的な用語と手順をやさしく解説します。さらに、今回ご紹介する洋裁の基礎をもっと知りたい初心者さんに向けて、ステップアップにも役立つ洋裁基礎本もご紹介。洋裁の不安を一つずつ解消しながら、楽しく手作りを始めましょう!

玉結びとは「縫い始めに糸が抜けないように糸の端を結ぶ方法」です。手縫いの縫い始めでは、縫った糸が抜けないようにするために、糸端に結び玉を作ります。「家庭科の授業で習ったけど、これで合ってるのかな?」とお思いの方も丁寧に解説します。
指先で糸をクルクル丸めて糸玉を作る方法です。慣れるとパパッとできるので、スムーズに縫い始められます。
①糸端を指ではさみ、糸を巻きつける

②指を滑らせ糸を絡める
③絡めた糸を引き締める
動画で見ると手元の動きがよく分かりますので、参考にご覧ください▼
①の方法が少し難しい方はこちらの方法で玉結びを作りましょう。針や糸を押さえたり、持ち替えたりするので少し手間ですが、確実に玉結びが作れます。
①糸端を持ち、針を添える
②針に糸を巻きつける
③糸を押さえて針を引き抜く
動画で見ると手元の動きがよく分かりますので、参考にご覧ください▼

玉止めとは「縫い終わりに、糸の結び玉を作る方法」です。縫い終えた糸をほどけないようにするため、糸の結び玉を作って固定します。縫い糸と布の間に隙間があり過ぎると、縫い目が緩む原因に。逆に糸を引っ張りすぎると、糸がつっぱって布がクシャっとしてしまいます。布のキワにしっかり固定する方法を紹介します。
①針を縫い終わりの糸の根本に添える
②糸を巻きつけ、根本を引き締める
③巻きつけた糸をしっかり押さえて針を引き抜く
動画で見ると手元の動きがよく分かりますので、参考にご覧ください▼

返し縫いとは、「縫い目を往復させてより丈夫にする縫い方」です。主な用途はミシンの縫い始めと縫い終わりに数針分、反対方向に縫い戻すことで、縫い始めと縫い終わりの糸がほつれないようにするために使われます。縫い目を丈夫にする役割もあります。
①縫い始めの印に針を落とし、押さえ金を下ろす
②3〜4針縫い進める
③返し縫いボタンやレバーを押し、縫い始めまで縫い戻る
縫い代とは、「布を縫い合わせるために完成サイズの外側につける余白部分のこと」です。完成サイズ(出来上がり線)より外側につけます。基本的にソーイング本に付属している実物大の型紙は、縫い代が付いていません。布端の始末や布の種類によって幅が異なりますので、本に掲載している裁ち方図や作り方を参考に、縫い代をつけて裁断します。縫い代をつけずにカットしてしまうと、縫い合わせるための余白がないため、サイズが一回り小さくなってしまうので気をつけましょう。

縫い代をつけて型紙を作るのが難しいという洋裁初心者のためにブティック社storeでは「sewing pattern studio(ソーイングパターンスタジオ)」という型紙の専門ブランドで「縫い代つき型紙(パターン)」をご用意しています。好みのデザインの型紙をサイズ別に選んで購入することができます。本から型紙を写し取る手間も、縫い代をつける難しさもなく、切り取ってそのまま使えるのが特徴です。縫い代付けで挫折してしまうその前に! sewing pattern studioの型紙を使ってみてください。
詳しくはこちらから▼
「縫い代付き型紙ってどんなもの?」
縫い代をアイロンで左右に開くことを、洋裁用語で、縫い代を「割る」と言います。
布帛の布地や、ジャケット、コートなどの厚地の縫い代の処理で比較的多く使われます。縫い目が平らに綺麗に仕上がるのが特徴です。
縫い代を2枚まとめてアイロンで片側に倒すことを、洋裁用語で、縫い代を「片倒し」にする。と言います。伸びるニット生地や、薄地でほつれやすい生地など、縫い代の端にほつれ止めのミシンをかけて、どちらか片方に倒します。片方のみに縫い代が集まるので、縫い目に布の厚み分の段差が生まれます。
ここまでの洋裁の基礎を身につけたら、何か作ってみたくなりませんか? 最初の作品には、直線縫いだけで作れる「四角いコースター」がおすすめです。 ほかにも、ピンクッションや、ポケットティッシュケースなど、作り方がシンプルで、作ったあとにすぐ使える実用小物は、初心者さんでも挫折する前に完成させやすいアイテムです。
「きれいに作ること」よりも、まずは最後まで縫って“完成させること”を大切にしてみてください。自分で作ったものを実際に使ってみると、上手い・下手に関係なく、愛着が湧いてくるものです。手作りの楽しさをぜひ体験してみてください。
小物作りに出てくる基本的な縫い方をしっかり紹介した小冊子。用具の紹介や、基礎的な縫い方はもちろん、全て写真で分かりやすく解説しています。小物作りで知っておきたい役立つ情報がギュッと詰まった一冊。
ミシンにまだ慣れていない初心者さんにおすすめの、ミシン縫いの基礎の教科書になる本。洋服作りや小物作りに出てくる部分縫いを、すべて写真で丁寧に解説。上手に縫えるコツや失敗した時の原因と対策も掲載しているので、上手く縫えなくてお困りの方にもおすすめです。
独学で洋裁をしっかり学びたい方への教科書としておすすめなのが洋裁大全。洋裁の基本などの基礎知識から部分縫いの実用的な部分までたっぷり掲載。これさえ持っていれば、縫い方に困らないくらい網羅されています。大きなイラスト解説で細かい布の重なりや、ミシンをかける場所も分かりやすく、「この縫い方ってどうするんだったっけ?」っと迷った時にもサッと開いて確認できる、洋裁のバイブルです。
玉結び・玉止め・返し縫い・縫い代・縫い代の始末など、 洋裁の基本を知れば、作れるアイテムがどんどん増えていきます。最初はむずかしく感じるかもしれませんが、 一つずつ覚えていくうちに「作ること」の楽しさが膨らんでいきます。そしてもし、この記事を読んで「基礎だけでなく、洋服を作ってみたい」そんなふうに思うきっかけになっていただけたら嬉しいです。
次のステップに進みたい方へ。初心者の方から経験者の方まで、レベルに合わせて選べる洋服作りのための「型紙付きのパターン本」を紹介しております。ぜひ一歩踏み出してみてください。
▶︎ 洋裁のパターン(型紙)本おすすめ10選|初心者〜上級者までレベル別にわかりやすく解説
あなたのソーイング時間が、もっと自由で楽しいひとときになりますように。
2026.02.27