
「平日はデスクワークで一日中PC画面とにらめっこ…」
「休日はスマホを置いて、何か没頭できる趣味を持ちたい!」
そんな方に、静かなブームとなっているのが「編み物」です。
しかし「編み物を始めてみようとYouTubeを見たけれど、スマホの小さな画面だと手元が見にくいし、
再生・停止の繰り返しで疲れてしまった」という声もよく聞きます。
そんな方にこそおすすめなのが、編み物の「本」です。本なら、全体像をパッと確認でき、自分のペースで進められます。
この記事では、これから編み物を始めたい初心者さんに向けて、失敗しない本の選び方と、おすすめの8冊をご紹介します。
本屋さんの手芸コーナーに行くと、たくさんの本が並んでいて迷ってしまいますよね。「買って良かった!」と思える本を選ぶために、まずは基本の3つのポイントを押さえましょう。
編み物には大きく分けて2つの編み方があります。作りたい作品のイメージに合わせて、どちらを選ぶか決めましょう。

長い棒を使って編む編み方です。ふんわりとした柔らかい編み地になるのが特徴。2本から複数本の棒針を使って編みます。
おすすめ作品:セーター、マフラー、手袋など

先端にかぎ爪がついた1本の針で編む編み方です。しっかりとした厚みのある編み地になり、立体的な作品が得意です。
おすすめ作品:バッグ、帽子、編みぐるみ、コースターなど
「おしゃれなニットバッグを作りたい」「まずは小物を短時間で仕上げたい」という方には、かぎ針編みの本から入るのがおすすめです。
「初心者向け」と書かれていても、専門的な「編み図(記号)」ばかりが並んでいる本は、初めての方には解読が難しい場合があります。
本を選ぶ際は、中身をパラパラとめくってみて以下の2点を確認しましょう。

「イラストだけでなく、実際の手元の写真が掲載されていると、針を入れる場所が直感的にわかります。

最近は、部分的にスマホで動画確認できる本も増えています。「基本は本で全体を把握し、細かい動きは動画でチェック」という活用がおすすめです。
いきなり大作のセーターなどに挑戦すると、完成までに時間がかかりすぎて途中で挫折してしまう可能性があります。
まずはコースターやポーチ、帽子といった小物から始めるのが成功への近道です!
編み目の記号の読み方から、糸の始末、失敗したときの直し方まで網羅した、教科書のような本を2つご紹介します。作品集を買う前に、まずこの一冊を手元に置いておくと安心です。

かぎ針針編み初心者でも編めるように、基本の基本から解説。かぎ針編みに必要な用具、糸、編み図の見方、編み目記号、編み方、とじはぎなどを写真プロセスとイラストで詳しく紹介。中級者も困った時に役立つ、かぎ針編みの教科書です。

棒針編み初心者でも編めるように、基本の基本から解説。棒針編みに必要な用具、糸、編み図の見方、編み目記号、編み方、とじはぎなどを写真プロセスとイラストで詳しく紹介。中級者も困った時に役立つ、棒針編みの教科書です。
大人の女性が使いたくなるようなアイテムをピックアップ。 普段のコーディネートのアクセントになるような、センスの良い作品集ばかりです。

かぎ針編みをはじめるのに、基本中の基本となるのが細編みと長編み。まずはこの2つの編み方をマスターすれば、いろいろなアイテムを編むことができます。

透かし編み地のこのマフラーは一見難しそうに見えるけど、長編みと鎖編みでできているのでかんたん。同じ編み方の繰り返しだから、リズムに乗ってすいすい編めます。

動画で作り方解説もついています。持ち手は編みながら作ってしまいます。要領がわかればとってもかんたんです。


ふわふわのブークレ調の糸でまっすぐ編むだけ! 帽子にはサテンリボンをランダムに飾ってキュートさUP。ボーダー柄にアレンジも。

2目表目を編んだら、次の2目は裏目で…、これをくり返していくと2目ゴム編みになります。編み地に厚みが出るのでとてもあったか。しましまの幅を変えて、3タイプのボーダー柄のマフラーにしました。ボーダーの幅によって、それぞれ適した糸のかえ方をしています。

かのこ編みのスヌードは、生成りとグリーンのバイカラーで仕上げました。巻き方によって色の出方が変わるのが楽しい。

1つの段で、表目と裏目を1 目ごとに交互に編んでいくのが1目ゴム編みです。伸縮性がある編み地なので、手にフィットさせたいハンドウォーマーにぴったり。往復編みした編み地の左右両端をとじて筒状にしますが、親指を出す穴を残しておくのがポイント。

超極太の毛糸2玉で編める、折り返しつきの帽子。ふっくらやさしく、あたたかみのある風合いに仕上がります。
「四角い小物」から始めるのがおすすめです!
例えばコースターや、まっすぐ編むだけのマフラーなどです。これらは「増し目」や「減らし目」といった複雑な操作が少なく、ひたすら同じリズムで手を動かせるため、無心になって編めるので、ニットセラピー(編み物をしてリラックスすること)の効果も高いですよ。
練習用としては問題ありませんが、本格的に作品を作るなら手芸メーカーの道具をおすすめします。
100均の針は表面の滑りが悪い場合があり、初心者が使うと糸が引っかかって「編みにくい」と感じる原因になることも。価格は数百円の違いですが、メーカー製の針はスルスル編めて疲れにくいです。使い比べてみればすぐにわかります。長く続けるなら、最初に良い道具(特に針)を揃えるのが結果的に安上がりです。
はい、編めるようになれます!
むしろ、ネット上の無料編み図や断片的な動画だけで独学するよりも、体系的にまとめられた本を一冊やり遂げる方が、基礎がしっかり身につきます。わからない部分だけピンポイントで検索して補いながら、本をベースに進めるのが最も効率的です。
毎日仕事や家事に追われていると、なかなか「自分のためだけの時間」を持つのは難しいものですよね。だからこそ、スマホを置いて、静かにお気に入りの編み物の本を開いてデジタルデトックス。そんな休日のひとときが、心の疲れを癒してくれます。
まずは、「これ可愛い!」「編んでみたい」と直感で心がときめく一冊を選んでみてください。その一冊が、これからずっと長く楽しめる新しい趣味のスタートとなるかもしれません。
※QRコードは株式会社デンソーウェーブの登録商標です。
2026.01.26